『ポルフィの長い旅』オリジナル・サウンドトラック
~旅立ちのとき~

ジャケット画像

Music by KAYO KONISHI & YUKIO KONDO (MOKA☆ )

発売日
May, 2008
収録時間
63'23"(35 tracks)
品番
COCX-34931
価格
¥2,800(税抜)/¥3,080(税込)
販売元
コロムビアミュージックエンタテインメント

日本アニメーション製作・世界名作劇場第25作
『ポルフィの長い旅』
原作:ポール・ジャック・ポンゾン「シミトラの孤児たち」
監督:望月智充 脚本:国井桂
2008年1~12月オンエア(全52話)
キャスト:斐田ゆき・藤村歩・井上和彦・島本須美・豊永利行

ギリシャのシミトラ村に住む仲の良い家族が大地震によってその幸せを奪われ、離ればなれになってしまった妹を探して少年ポルフィがギリシャ~イタリア~フランスを独りで旅するストーリー。
主人公ポルフィは心から愛していた日々を突然失いますが、絶望と喪失感の中にも”守るべきものがあるんだ”という光を信じ、少年らしい明るさと逞しさで自ら希望を求めていきます。
MOKA☆も同じキモチで、この先の未来にある光を感じられるように少年心を込めて音楽を創りました
「長い旅」….この言葉からまっ先にイメージしたのは「まだ出会っていない、それでいて懐かしい場所」です。
それはかつて存在した帰る場所—今はもうなくしてしまったかもしれない—あるいは、本当にまだ出会っていないかもしれない懐かしい場所、そんなイメージを喚起できるような音楽世界を意識して制作しました。

1.OPテーマ『ポルフィの長い旅』(TVサイズ)

2.ポルフィキャッチ

いわゆる「キャッチ」といわれる短い5秒のサウンドの中の一つです。

3.少年の旅

「ポルフィの長い旅」のメインテーマ曲として「まだ出会っていない、それでいてなつかしい場所」を探し続ける想いを想起できて、
そして、このストーリーの「帰る場所」になれるような楽曲をめざし、MOKA☆風無国籍サウンドテイストに仕上げました。

4.消えない友情

淡々とした中にも、深いところで繋がっていられる「友情」をテーマにした曲。
イメージの広がりにユーラシアン系WINDの音色でメロディを奏でてみました。

5.ときめきの丘

見た事のない新しい何かに出会ったときのときめきを、PAN FLUTE系の音をキーにして、
ストリングスが加わってどんどんいろんな世界が広がっていくようなワクワク感を表現してみました。

6.おもいでの唄

少女の頃に抱いた夢・・大人になってもそれを聴くとその頃抱いた想いがよみがえってくる、たとえそれを忘れてしまっていても、
心の奥底に確かにある心象風景がよみがえる ・・そんな想いをこめてつくりました。
古くから口伝えで聞かされて覚えた唄のようななつかしさを込めて…

7.遥かなる大地

広大な大地、果 てしなく広がっていく風景、そんなイメージで創りました。
閉塞された空間で息がつまりそうなとき、気持ちがすこしでも開けたら….

8.冒険ソング

新たな旅立ちへの応援歌。今いる場所に決別 して、まだ見ぬ世界へ舟を漕ぎ出せるような勇気を込めて…

9.星空を見上げて

旅の途中で、しばしの休息。見上げれば星空が包み込んでくれる。きっと明日はいい ことがありそうな予感。
そんな想いをストリングに込めました。

10.アポロ

小さくて可愛いフクロウ「アポロ」。でもどこか謎めいていて、自由でいる、そんな賢くてフワフワしたイメージで創りました。

11.トラゴーディアー

タイトルはギリシャ語で「悲劇」のこと。前ぶれもなく突然やってきて、幸せを奪ってしまうものの正体。
それまであたりまえのように存在していた、「普通の幸せ」は、 無くしてはじめて気付きます。
そんな悲劇の幕開けをストリングスで表しました。

12.にぎやかな市場にて

いろいろな人々が交錯するマーケット。さまざまなところからきた人々が、売り買いをしたり談笑したりするにぎやかな場所。
そんな市場の猥雑感と雑踏の楽しい感じを表現しました。

13.ホーム

かけがえのない、安らぎをえられる場所。そんな「ホーム」のイメージを愛情と癒しを感じられるヴァイオリンの音色で表してみました。

14.おしゃべりスキップ

学校の登下校のときの、友達との気のおけない他愛ないおしゃべり。そんなときの楽しさをスキップ感覚で創ってみました。

15.ひとり歩く道

旅の途中、絶望的な想いで荒野をひとり歩く、そんな孤独をギターの音色に込めました。

16.パニック

突然起こった悲劇に人々は混乱し、パニック状態になる。その右往左往するカオス状態をストリングスで表現しました。

17.追いつ追われつ

追跡したり、逃げたりする緊張感を表したサスペンス調の曲です。

18.はじめての恋

メインテーマ曲のピアノバージョン。淡い初恋の感触をソフトタッチで表してみました。

19.隠れながら

昨日は笑ってばかりだったね、今も楽しいね、明日もきっと遊ぼうね。ミーナ、ザイミス。

20.絶望の場所

悲しみの先に待っていたものは、明日の見えない絶望の場所。

21.ユーモラスダンス

昨日は笑ってばかりだったね、今も楽しいね、明日もきっと遊ぼうね。ミーナ、ザイミス。

22.針の無い時計

何もしていなくて、ただ流れていくいろんなカタチの雲だけをみていた。

23.雷鳴

悲惨な出来事の中、大きな不安が突き刺さる。

24.海の底

どんどん沈み込んでいって、そしてここは海の底。光も差さない暗闇と静寂。

25.チョコレートチューイングガム

ギリシャの片田舎に育ったポルフィにとって、アメリカの文化漂う生活はカルチャーショック。
そんなテイストを50年代のジャージーなサウンドで表しました。

26.旅の途中で

メインテーマ曲のストリングスバージョン。旅の途中で出逢う心を豊かにしてくれる美しい風景に、
希望を抱く美しい心をストリングスセクションで表しました。

27.届かない祈り

絶望の中で、想いは祈りに込められる。だけど、必死の祈りも届かない時もある

28.怒れる大地

大地が揺れ断層ができ、地響きをたてる。大地震が平和な村を襲った。ここから物語は大きく展開していく。

29.君を探して

失ってはじめて気付く君の存在。必死で君を探し求める激しい思いを楽曲に込めました。

30.ブレッド&スープ

ありふれた日常の風景。かあさんの美味しいスープ、イイ香りの温かい手作りブレッド。当たり前のように存在している、貴い平凡な時間。

31.止まった風

凪ぐとき、和ぐときのイメージです。

32.迷い込んだ街

見知らぬ街に迷い込んでしまった時の困惑。孤独感とある種の期待感で、あしもとの小石を蹴飛ばしてみる。

33.パリの花束

アニメの中の劇中劇「パリの花束」で流れる音楽。古き良きフランス映画的テイストで、
出会いから別れまでを切なくドラマティックに描きました。

34.次週への希望

放送の予告用に創りました、メインテ-マ曲の別 アレンジバージョンです。
これを聴くと「次回、ポルフィの長い旅・・」のあのナレーションが聴こえてきますでしょうか…

35.EDテーマ『君へと続く道』(TVサイズ)

M-2~M-34  作曲・編曲/KAYO KONISHI & YUKIO KONDO (MOKA☆ )

M-1 作詞/岩里祐穂 作曲・編曲/多田彰文 歌/Ikuko
M-35 作詞/榊原広子 作曲/榊原政敏 編曲/京田誠一 歌/ダ・カーポ

発売日
May, 2008
収録時間
63'23"(35 tracks)
品番
COCX-34931
価格
¥2,800(税抜)/¥3,080(税込)
販売元
コロムビアミュージックエンタテインメント